相変わらずCitroenのGSの続きです。左下がりの車高は色々やってみてますがなかなか直りません。気晴らしにLHMを交換します。面倒なのでタンクを外しました。ユニオン部分はホース類に負担がかからないようにそっと持ち上げてビニール袋に入れてエンジンルームに置いておきます。で、タンクの中の汚れですが、先人が掃除してくれていたようでキレイでした。
ユニオン部分からフィルタを外して中を見てみましたが、こちらもキレイでした。ちょっと黒いスラッジがあったので拭いておきました。
掃除して元に戻してLHMを入れます。
今回購入したLHMはSWAGのもので、色がちょっと薄くてメロン味がしそうな感じです。2.5リッターほど入りました。エンジンをかけてブレーキペダルを押してブレーキラインに残った古いLHMも抜き取りました。左下がりの車高問題はちょっと保留して、お預かりしているオレンジメタのX1/9の作業をします。
オイルキャッチタンクが取り付けられている部分には元々キャブレタ冷却ファンが付いていたのですが、大抵のクルマは外されてしまっています。このクルマもそうなんですが、オーナーさんがキャブファンを復活させたいとのことで、まずキャッチタンクを外します。
オイルは殆ど溜まっていなくて、水だけが溜まっていました。レベルゲージのホースの先っちょが細くなっていてロックできない状態です。このまま使っていたのでこのまま付けますかね。
キャブファンを外す前はこの辺りに付けていたとのことですが、回りの物に色々当たるので、ちょっと取り付け方法を考えなければなりません。
ファンモーターは元々付いていたものなので簡単に取り付けできます。配線も元々のものを探して繋げばOKです。リレーもスペアタイヤハウスの中にオリジナルが残されていたので、何もしなくて良かったです。
本来ダクトはフロント側ではなくてリア側に付けてキャブに風を当てるのですが、今回オーナーさんはファンからの風をキャブに吸わせてみたいとのことでこちら側に付けます。このクルマ、オリジナルのエアクリーナケースの側面に穴が開けられているので、そこに風を当てて吸わせようとの魂胆です。
ダクトの吹き出し口をエアクリーナケースに合わせて加工したり固定したりするのが面倒なので、なんならこれじゃダメなんですかね。
スイッチはシフトの下のスペースが1個空いているので、ここに付けようと思います。本来はキャブのベース部分にサーモスイッチが付いていてそれでON/OFFするのですが、今回は目的が違うので手動でON/OFFできるようにします。ただ、配線を通すのにセンターコンソールを外したりカーペットをめくったりしなきゃいけないので、そっちのほうが大変です…。