ムルティプラ

Fiat Multipla

こちらのMultiplaは車検で入庫です。自分にとってのMultiplaは600のMultiplaなのですが、これはこれでブサかわいくて好きです。

リアブレーキシュー

まずブレーキから見てみたのですが、フロントのパッドは一番薄い物が3㎜くらいしかありませんでした。リアのブレーキシューも一番薄い所で2㎜くらいです。両方とも要交換です。

ホイールシリンダ

左は漏れていなかったのですが、右のホイールシリンダのブーツをめくったら漏れてました。多分一度も交換されていないっぽいので交換の予定です。

マフラーハンガー

中間タイコを吊っているハンガーが2つ、ちぎれそうです。一応ベルトが巻かれているので切れても落ちはしないのですが、交換した方が良さそうです。

クーラントリザーバタンク

下周りを見ていた時に赤いクーラントが垂れていたのですが、原因はこれでした。リターンホースが繋がっているプラスチックのユニオンが割れていて、そこから漏れています。割れた部分を補修してもっと深くホースを差し込んで固定すれば使えそうですが、タンクの上部に白く劣化した部分が見られますし、新品があれば今のうちに交換しておいた方が良さそうです。

スパークプラグ

プラグは極々一般的なNGKのBKR6ESが入っていました。4本とも摩耗は見られませんし、焼け具合も良好なので軽く掃除して再使用します。

プラグコード

念のためプラグコードの抵抗値を測定したところ、切れてはいないのですが全体的に抵抗値が高めで、一番高い物は50kΩくらいあります。こちらも一度も交換されていないっぽいので交換した方が良さそうです。

ボンネットダンパー

車検には直接関係ないのですが、ボンネットのダンパーが弱っていて、油断してると喰べられてしまいます。メンテナンス中はストッパをかませるので大丈夫ですが、車検のラインで検査員にエンジンルームを見てもらっているときに落ちたりしたら心証が悪い感じです。

ポーレンフィルタ

今日はパーツ屋さんがお休みなので必要なパーツの在庫や価格の確認ができないため、とりあえずオーナーさんから提供されたフィルタ類とエンジンオイルを交換しておきました。ムルティプラのポーレンフィルタはフロントウィンドシールドのカウルのカバーの下に付いています。このカバーは樹脂製なのですが、既に固定のツメが折れて無くなっていたり、折れて用を成さなくなっていたりするので、清掃して補修しておきました。こういったパーツも新品が手に入るなら、手に入る内に交換しておいた方が良いかもしれませんが、値段とか微妙でしょうし、優先度は低い物なのでなんとも判断が難しいです。