組み立て

Mercedes-Benz 230GE

今日は寒かったです。暖房を使わずに済むようになるのはもう少し先ですかね。暖房を点けながらゲレンデのダッシュボードを元に戻していきます。

ダッシュパッドの金具

ダッシュパッドの取り付け金具ですが、ウレタンのパッドから剥がれているためパッドが浮いてしまいます。先人がホットボンド的なもので付けたようなのですが剥がれてしまっています。強力な接着剤を付けて、クランプで押さえて1日おいてからダッシュボードに戻しておきました。

スイッチパネルのクラック

こういうところが割れていると、脱着に非常に気を使います。外したついでに割れが広がらないように溶着しておきました。

ライトスイッチ

ライトスイッチのパネルも、スイッチの取り付け部分の樹脂がバキバキに割れていたので、溶着してから大きいワッシャを作って割れた部分を覆うようにしました。ついでにスイッチの真ん中のランプが付いていなかったので付けておきました。

スイッチのインジケータ

インジケータが点くようになりました。このインジケータ、リアフォグが点いていることを表すものなのですが、230GEにはリアフォグが付いていませんでした…。余計なことをしてしまいました。

元通り

外したものを元に戻して終了です。ダッシュパッドの脱着方法が手探り状態だったため、ちょっと時間が掛かってしまいました。しかもあちこち補修しながらだったので、さらに時間が掛かりました。旧いクルマは構造が単純なので作業もしやすいだろうから工賃も安く済む的なことを言われたりしますが、新しいクルマには必要のない作業が発生したりするので逆に工賃が高くついたりします。作業をご依頼いただく際には、その辺りの事情も酌んでいただけたら助かります。