LHM漏れの処置をしたCXですが、ちゃんと漏れが止まったかどうかと、別の箇所からの漏れが無いかを確認します。
この配管の上あたりから漏れていたのですが、新たな漏れは無く、ちゃんと止まっているようです。一部、配管が遊んでいたので、結束バンドで留めておきました。パネルの表面はLHMで濡れています。LHMはエンジンオイルなんかとは異なり、パーツクリーナではなかなかキレイに落とせません。しかもパネルの合わせ面の隙間に結構残っていたりします。自然と油分が抜けるのを待つしかないようです。
補修したホースには戻ってきたLHMが通っていますが、漏れなどは無いのでこれでしばらくは大丈夫と思います。他にはちょっとした滲みとかはありますが、漏れている箇所は無かったです。Citroenのハイドロ車にしては優秀な個体と思います。
下周りを点検していて気付いたのですが、スターターのケーブルがエキゾーストパイプに近付き過ぎて、コルゲートチューブやケーブルの被覆が一部溶けています。大変危険なので対処します。
ケーブルの取り回しを変えて、新しいコルゲートチューブを被せて、遊ばないように固定しておきました。
スターターの配線の取り回しを変えている時に気になったのですが、バッテリ周りがなんだかいい加減な感じです。プラス端子は絶縁のためかテープで覆われていますし、マイナス端子はちゃんと挿さっていません。
ターミナルは根元までちゃんと挿れておきました。プラス端子に接続されている圧着端子が剥き出し状態だったので、熱収縮チューブを被せました。テープでの絶縁ではあんまりなので、収まりはあまりよくないのですが、使っていないバッテリに付いていた端子カバーを付けておきました。
バッテリの近くに後付けのホーンが付いているのですが、その配線がまた適当な感じです。ビニールテープでグルグル巻きにされていて、せっかくコネクタが使われているのにもったいないです。テープを剥がしてみると…
後付けの配線の端子には絶縁スリーブ的な物が付けられておらず、端子が剥き出しになっています。一度端子を外して、スリーブを付けてから端子を付け直しました。
ビニールテープで巻かれた配線は、テープを剥がした後にスパイラルチューブでまとめておきました。配線をまとめ直したからと言ってクルマが調子良くなるわけではないのですが、エンジンルームの景観がだらしなく見えてしまうのでもったいなく感じます。オシャレなフランス車には似つかわしくないなとか思ってしまうのです。