一昨日緊急入庫のGSですが、燃料ポンプを外してみました。ユニオンが抜けた原因は、単なる圧入不足だったようです。ユニオンの差し込み側が一回り細くなっているのですが、その細い部分しか圧入されてなかったために抜けたっぽいのです。太いところまで入るようにプレスで入れました。もう抜ける気配が無いのでこれで大丈夫と思います。
ついでにミッションオイルも交換して欲しいとのことですのでオイルを抜きました。まぁまぁ汚れてはいましたが、絶望的な汚れではありませんでした。指定のオイルはEPのシングルグレードの80なので、Pandaに使ったのと同じ80W90を入れます。
さらについでにエンジンオイルの温度計とシリンダヘッドの温度計を付けて欲しいとのことで、ドレンボルトに嵌めるタイプの温度センサを取り付けました。ヘッドの温度計のセンサはプラグのガスケット部に挟み込むタイプのものを付けました。
メーターは運転席の膝あたりに付けました。イルミの配線とかが面倒な感じです。
メータークラスタの裏からセンサの配線を引き込むのが一番簡単でスマートな感じなのでメータークラスタを一旦外します。メーターを外すのにその手前にあるパネルを外さなければならいのですが、そのパネルを外してビックリ。なんか昔の真空管ラジオのシャシーの中のような佇まいです。
またまたついでなのでメーターの照明が点いていないところがあるので見て欲しいということなので見てみました。点いていないところは、そもそものバルブがソケットごと付いていませんでした。
使われているバルブのソケットは全部で17個あるのですが、そのうち9個の爪が片方折れていて固定できない状態で、とりあえず付いているだけでした。まともなソケットが10個必要ですが手に入るのでしょうか。
電圧計の針が溶けたのか、短くなっています。メーター、Veglia製でした。バッテリマーク、裏に穴を開けてソケットを付ければチャージワーニングランプとして使えるようになっています。
スピードメーターとケーブルの間にスピードセンサが挟まっていました。スピードメーターの針が少し踊るとのことでしたが、結構この辺が悪さしていることもあります。
そのスピードセンサが繋がっている先はこいつでした。多分ですけど、120km/h以上のスピードを出すと鳴る警報に使っているのだと思います。
まだセンサやメーターの配線が終わっていないので明日やります。それが終わったらまたまたついでに運転席のシートを交換して欲しい言われているのでそちらもやっつける予定です。