Alfaの147は部品待ちになってしまいました。Fiatの600Dは塗装のため板金屋さんに旅立ちました。不動車を減らすべく、シルバースパーをなんとかしてます。とは言えこの辺のクルマには馴染みがないので勉強する必要があります。幸いネット上に海外の有志の方がサービスマニュアルを公開してくれていたりするのでとても参考になります。
インジェクションシステムはBoschのK-ジェトロなのですが、ポルシェを始めとしてヨーロッパの高級車では割と使われていたようです。メカニカルインジェクションならクーゲルフィッシャーのほうがカッコイイなとか思っていたのでKジェは触ったことがありません。マニュアルには各部の燃圧が載っているので、各部の燃圧を計ってみようと思います。とりあえず、フュエルポンプからの圧力は正常であることは確認できました。簡単なようで意外と複雑なので、各部の機能や動作を勉強しながら進めていきます。
調べてみると色々なことが分かります。なぜかクランク角センサが使われているのですが、インジェクションシステムには全く関係が無く、点火のために付いています。ところが88年までのシングルタイプのディスビにはその信号は全く使われていなくて、診断機のポートに繋がっているだけです。89年以降のダブルのディスビには点火タイミングを決めるのに使われています。インジェクションシステム自体は単純なのですが、その周りに電気的なデバイスがたくさん使われていて、その働きを調べたりするのもなかなか大変です。
インジェクション周りの配管を追ったりするのにエアポンプが邪魔だったので外してしまいました。そもそもベルトすらかかっていませんし、シャフトも固着していて全く回りませんし。単なる飾りというか重し的な感じになってしまってます。
エアコンのコンプレッサの横に付いていました。ちょっとスッキリしました。金曜日以降、色々調べながら不調の原因を探っていこうと思っています。