今朝、工場へ来る途中、Fiat Ducatoを見かけました。多分あちらの運転手さんはこちらに気付いていなかったと思いますが、少しの間後ろに着いて勝手にFiatランデブーを楽しみました。タイミングベルトのパーツが届いたので147をやってみます。
1番の上死点を出してからSSTを使ってカムを固定します。画像は調整後ですが、インテーク側が少しずれていて遅くなっていました。カムが固定出来たらテンショナを緩めてベルトやアイドラプーリーを外します。
まだベアリング状態は問題無いようでしたが、セットでの交換が基本なので交換してしまいます。というか、ベルト交換セットとして供給されています。
ウォーターポンプはタイミングベルトで駆動されているので、タイベル交換の際は一緒に交換します。付いていたのは樹脂のインペラのタイプですが、新品は金属製です。ベルトの交換毎にウォーターポンプを交換するのなら樹脂でも金属でもどちらでも良いと思いますが、なんとなく金属の方が空回りの心配とかが無いので安心です。
ウォーターポンプを交換したら上死点を確認してベルトを張りますが、テンショナの調整の際にSSTが無いと結構面倒です。今回はSSTを使わずにやりましたがちょっとしたコツが必要でした。
ベルトが張れたらカムロックを外して何度かクランクを回してからカムがずれてないかどうかとかテンションが合っているかどうかとか再確認してからバルブカバーを戻して終了です。なぜか届いたドライブベルトが短くて使えないので、返品交換をお願いしました。またちょっと部品待ちです。
付いていたプラグですが、デンソーのイリジウムタイプが付いていました。メインの方は結構白い感じなので、もう一番手冷え型にしても良さそうです。サブのほうは外側電極が摩耗していてギャップが広がっていたので、両方とも交換することにしました。
今回の修理後に車検に行くというので、曇って怪しい顔つきになっていたヘッドライトを磨いておきました。ドライブベルト、ラジエタ、ショックがまだ届かないので147はちょっとお休みして明日からは別のクルマの作業をする予定ですが、予定は未定です。