ウチでは珍しいタイプのクルマです。スタビライザのリンクロッドを交換して欲しいとのことで入庫です。

車高を落としているのでリンクロッドを短くしたいとのことです。画像はオリジナルのリンクロッドですが、リアはインプレッサ用、フロントはロードスター用を流用するのが定番のようで、今回もその手で行きます。

取り付けボルトが少し長いのですが、干渉するようなことも無いので問題ありません。フロントのロードスター用は、このボルトの長さが同じなので純正然とした感じになりました。

リアのブレーキパッドが減っていたら交換してくださいとのことだったのですが、一番薄い所でも5㎜くらいあるので交換しませんでした。

冷却水が減ったり、オーバーヒート気味になるとのことなので水周りも見てみました。ラジエタやホースも点検しましたが、特に漏れたり滲んだりといったところはありませんでした。漏れた冷却水が乾いたような跡があったりしたのですが、ホースの接続部から漏れていたのをホースバンドの増し締めか何かで対応して漏れなくなっているのではないかと思われます。しばらくエンジンをかけっぱなしにしてみましたが、ラジエタファンも回りますし、ファンが回れば水温も下がりますし、結局原因は特定できませんでした。エアコンを使うと熱的に厳しくなっているだけなのかもしれませんが、一番怖いのはヘッドガスケットが微妙に抜けていることです。オーナーさんが漏れ止め剤を入れたようなので、ちょっと様子を見る感じでしょうか。