600

Fiat 600D

以前からメンテをしていた個体ですが、オーナーさんが手放すということで買い取りました。ぱっと見は悪くないのですが塗装に割れがあったりするので何とかしようと思っています。出来上がったら商品車にしますが、しばらくは自分で乗りたいなとも思っています。1963年製で、ドアが後ろヒンジで前開きの仕様の最後の年のクルマです。1964年からは前ヒンジで後ろ開きなので、一般的なドアの開き方になります。

右前フェンダー下

一番大きい剥がれはここです。下地のパテ部分から割れて剥がれてます。

フェンダー上

左右のフェンダー上部にも割れがあります。

左ドア横

左ドア横にも大きめの亀裂があります。鉄板の腐食は無いようですが、剥がしてみないとわかりません。

左後ろフェンダー

やはり割れてます。

エンジンフードの受け側

雨どいのようになっているところにもうっすらと錆が出てきています。

フロントピラー部

ここの雨どい部分にも塗装の割れが発生しています。

ダッシュパネル

ダッシュにも塗装の剥がれを補修した跡があります。

内側の傷

内側までやるか、悩ましいところです。

左リア内側

内側までやるとなると結構な作業量になりますが、どうせならという気もしますし、やることになるのかな…。このクルマの味というか歴史というか、そういうので収めるという手もあるのですが…。

他にもエンジンのコアプラグからの水漏れや、クランクシールからのオイル漏れなどもやるので、そこそこ時間がかかりそうです。キチンと完璧に仕上げて相応の価格で売るか、ほどほどにして手頃な価格で売るか、悩ましいです…。どっちになったとしても決して安くは無いのですが、本気で所有したい方がいらっしゃいましたらご相談ください。

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