塗装が終わってキレイになったので仕上げをしていきます。オーナーさんがドアミラーの劣化を気にされていたので外して塗装しようと思います。
肝心の外したミラーの写真を撮り忘れてしいましたが、けっこう劣化による凸凹が多いので、パテ入れしてサフェーサーを吹いてから半ツヤの黒で仕上げる予定です。
ステアリングのニュートラル近辺の遊びが大きいとのことなので、各部のガタ等をチェックしましたが特に悪い所はありませんでした。原因の一つとして考えられる、ギアボックス内のギア同士の当りを調整するネジを締めてみました。3回転程締められましたが、あまり締めすぎると操舵感が重くなるのでほどほどにしておきました。これで少し様子を見てもらおうと思います。
時計を合わせても、気付くと初期状態になってしまっているという不具合の原因を探ってみます。常時電源が途切れていることが考えられるので配線類を動かしてみましたが、途切れるようなことはありませんでした。となると時計の内部の問題っぽいです。この時計、内部の電源回路が壊れることが多いので開けてみました。容量の大きめな電解コンデンサが2個使われているのですが、電源の入力と出力に1個ずつ付けられています。オルタネータの出力は14Vくらいにはなるので、そもそも16V耐圧のコンデンサはちょっと余裕がない感じです。しかもオルタネータの出力は、そこそこのリップルが含まれています。
コンデンサを外して容量計で計ってみましたが、2個ともほぼ容量がありませんでした。どちらも手持ちにあった25V耐圧のものを付けておきました。
交換後、何度かキーのオン・オフを繰り返してみましたが、今のところ現象は再現していません。これで様子を見てもらおうと思います。
暗い所でクルマを動かしている時に気付いたのですが、ATのレバーのポジションが真っ暗です。カバーを外して見てみます。
レバーの根元あたりに電球の光を光ファイバで拾うモノが付いているのですが、その電球が接触不良で消えていました。
接触不良の箇所を修正したら点灯するようになりました。これくらいの年代のクルマって、照明に光ファイバを使うのが流行ってましたね。
シャレでステッカを貼っておきました。一応ANSAのマフラーなので間違いではありませんが、すぐに剥がれると思います。ちょっとしたお遊びということで。