キャリパ

Fiat 850 Berlina

月末です。色々やることがあって忙しいです。850はパーツが届いたので作業します。こんなマイナーなクルマのパーツを在庫していただいて、注文した翌日に届くとか、ホントありがたいです。

ウォーターポンプ

OEMがどこなのかは不明ですが、Marelliの製品なのでなんとなく安心感があります。ユニオンやブランクプラグは付いていますが、ファンシュラウドを留めるスタッドが付いていないので、元のポンプから移植する必要があります。今回はスタッドではなく直接ボルトで留めることにしましたが、M8の細目なので近所のネジ屋さんから急遽買ってきました。

お疲れちゃんのリザーバタンク

ついでなのでリザーバタンクも新品を買いました。実は年式によってユニオンの太さが2種類あるのですが、今回購入したお店にはちゃんと両方が在庫されていました。素晴らしいです。付いていたタンクにはヒビが入っていて、そろそろ漏れそうな感じでした。

取り付け

今回は時間的に余裕があったので、ポンプのプーリーやタンクのブラケットをちょっとだけキレイにしておきました。

ブレーキキャリパ

ついでながらブーツの付いていなかったフロントキャリパもオーバーホールします。ピストンシールを外しましたが、溝には腐食による汚れが詰まっていてシールを押すような勢いです。シールのゴムも劣化していて、角の部分がめくれていました。ブレーキの引きずりはこのあたりが原因のようです。

掃除後

溝の部分に詰まった汚れを取り除きました。ブーツの取り付け溝に詰められたグリスも掃除してブーツを付けられるようにしました。

ピストン

ピストンも掃除して磨いておきました。錆による腐食なども無く、問題無く再使用可能な状態でした。

取り付け後

元通りに組み付けました。オーバーホール後は引きずりも無くなりました。今回はとりあえずこれくらいで納車したいです。けど、ドライブシャフトのミッション側のブーツあたりが細くなっているのでミッションオイルが漏れたりしています。動くようになったらなったで次から次へと色々と問題が出てきます。多少の事は目を瞑って乗るか、お金と時間を掛けてちゃんと直すか、判断が悩ましいところです…。

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