このところ全く投稿してなくてすみません。しかも前回の投稿で体調がイマイチとか書いたっきりだったので心配をお掛けしてしまいました。まだ少し咳は出ますが、遅れを取り戻すべく通常通りに仕事してます。久しぶりなので、ちょっと珍しいクルマの作業を紹介します。自分は実車を見るのが数十年ぶりくらいの、プジョー505です。エンジンは4気筒のLジェトロのインジェクションで、ミッションはZFの3速ATです。

この505、先日購入されたそうなのですが、購入場所から乗って帰ってくる途中に調子が悪くなって、当方へそのまま入庫となりました。メータークラスタ内のチャージランプが点灯して、時々ガラガラとノイズが出ます。音がオルタネータから出ていたので外してみましたが、ローターコイルのブラシが減っていて、ベアリングもガタガタでした。

運良く国内に在庫が有ったので取り付けました。当然ですがノイズも無くなりましたし、出力の電圧もちゃんと出るようになりました。

オルタネータをドライブするベルトの内側にヒビが入っていたので念のため交換しておきました。エアコンのコンプレッサのドライブベルトの内側にかかっているので、良いタイミングかと思います。

アイドリングが不安定なので色々見てみたら、ブレーキブースターのバキュームホースがカチカチになっていてヒビが入っていたので交換しました。他の部分のバキュームホースにも柔らかすぎる素材のホースが使われていてエアを吸っているところがあったので、そちらも交換しておきました。

ディスビ周りをチェックしていたら、なぜかキャップに欠けがあります。明らかなリークは無かったのですが、なんだか気持ちが悪いので交換しておきました。

燃圧は問題無かったのですが、フィルタがしばらく交換されていなさそうだったので、念のため交換しておきました。

こんな感じで手を入れたのですが、他にもまだまだ気になるところはあります。それでも普通に走れる状態になりましたし、そもそもまだ名義変更すらも済んでいないので、今回は一旦ここまででお返しすることになりました。今後、大きく壊れないことを願ってやみません…。