ジャルディニエラ

Autobianchi 500 Giardiniera

もう8月も終わります。全然投稿してなくてすみません。こちらのジャルディニエラは納車前整備ということで入庫で、70年代の個体なのでFiatではなくAutobianchiブランドです。

ディファレンシャルギア

納車前点検ということだったので軽く引き受けたのですが、ブレーキ・点火系・キャブ・ステアリング系・駆動系と、結構な作業量となってしまいました。一番重かったのがご覧の作業です。ドライブシャフトのスプラインがナメていたり、ブーツのシールの当たり面が摩耗してオイルが漏れたりしていたのでシャフトを交換したかったのですが、500のドライブシャフトはミッションを開けてデフを割らなければ交換できないのです…。

組み上がり

デフをバラしてドライブシャフトを交換して、元通りに組み上げました。ミッションと一緒にエンジンも降ろしたのでマウント類やファンベルトも新品に交換しました。今回日本で新規登録するため、年式的にバックアップランプを付けなければならないので、スイッチを簡単に取り付けられるようにミッションのリアカバーを後の年式の物に交換してしまいました。ジャルディニエラは荷室の容量を確保するため、画像のようにエンジンを寝かせて搭載しています。500のエンジンと基本は同じなのですが、90度違うだけで見た感じがだいぶ異なって見えます。

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