パワステ

Alfa Romeo 159

パワステホースから漏れているということで入庫です。ハンドルを切るたびにお漏らしします。

新旧のラックへの高圧パイプ

O2センサのコネクタを留めてるブラケットが邪魔なので、それを外せば上から抜けました。ラバーホースの部分で漏れてました。取り付けには特に難しいところはありませんでした。

タンクからポンプへの吸入ホース

こちらは特に不具合はありませんでしたが、予防的に交換しました。エアのインテークパイプを外せば割と簡単に外せます。インテークパイプを外したついでに、スロットルバルブの掃除もしておきます。

交換後

パイプ類を交換したらタンクにフルードを入れて、何度かステアリングを切ったり戻したりしてエア抜きをします。今回O2センサの配線に被せられたコルゲートチューブが風化して、触る度にボロボロ崩れてしまいました。

コルゲートチューブが崩れて無くなってむき出しになった配線

O2センサの配線がむき出しになってしまったので、コルゲートチューブを被せておきました。

対応後

今時のクルマって、樹脂に対する信頼が半端ないというか、多用し過ぎです。エンジンルームは常に高温状態なので、樹脂に含まれる可塑剤が抜けやすいのでしょう。クルマのライフが短くなったのには、こういうところにもあると思います。

パソコンも20年前の製品は、今ではほぼ実用には使えないので買い替えなければなりません。クルマというものもそうなっていくのでしょうね。70年前の真空管ラジオは修理すれば、不便ではありますが今でも実用品として使用できるんですけどね。