W123

Mercedes Benz 280E

車屋なんだからたまには作業の投稿もしないとダメでしょ、とのことでちょっとだけ。こちらの渋いグレーの280Eはバッテリが上がることがあるとのことで入庫です。

オルタネータ

オルタネータは全く発電していないほどではないのですが、エンジンの回転数を上げても13V以下しか出ません。この状態で消費電力の大きいヘッドライトやエアコン等の電装品をたくさん使用すると、消費電力はバッテリからの持ち出しになってしまいますのでやがて上がってしまう感じです。なのでオルタネータを外して電装屋さんでチェックしてもらいました。一部のダイオードが死んでいたりレギュレータもダメだったとのことでリビルドしてもらいました。画像はリビルド後です。すっかりキレイになって帰ってきました。

取り付け

この時代のクルマは何も外さなくともオルタネータが交換できるので楽です。上のボルトにカラーを通さなくてはならないのがちょっとだけ面倒でした。交換後は14Vくらい出ていますので問題ありません。バッテリ上がりとは関係なかったのですが、ヨーロッパの旧車ではあるあるのイモムシヒューズの接触不良があったりしたので新品に交換しておきました。今回はこれで納車となります。ありがとうございました。