水温

Alfa Romeo 155

今日も20年以上ぶりくらいにババ抜きをやりました。しかも2人で。あっという間に終わりました。こちらの155は、以前にラジエタや右のタイロッド等を交換したクルマですが、左のタイロッドもガタがあるので入庫となりました。

お疲れちゃんのタイロッド

アウター側はもう少しイケそうなのですが、インナー側はガタガタでした。ブーツも切れてはいませんが、全部新品に交換します。

取り付け完了

ウチではサイドスリップの測定ができないので、普段はトーを合わせてからテスター屋さんで最終調整してもらっているのですが、今回はオーナーさんが四輪アライメントを調整してもらうとのことですので、最終調整はお任せすることにしました。

お疲れちゃんのサーモスタット

お次は水温が高いという問題を解決するためにサーモスタットを交換することになりました。今付いている物を外して動作を確認して、もし問題無かった場合またそれを取り付けることになるので脱着工賃がかかります。だったら念のため新品に交換してしまえという魂胆です。

取り付け完了

ヘッド側にガスケットが貼り付いていて、それを剥がすのが意外と大変でした。一番細いホースのバンド以外のバンドが再利用不可のタイプなので、汎用のジュビリークリップタイプのものに交換しました。

元通り

交換後の水温ですが、相変わらず高いままです。水温計の読みで110℃くらいになり、時には110℃を超えます。ラジエタファンは110℃を超えると弱で回り始めます。その状態でエアコンを入れると強で回ります。アイドリング状態でずっとエンジンを回しっぱなしにしても、どんどん上がっていくような状態ではありません。しかも本当に110℃を超えているのなら、そろそろリザーバータンク内のクーラントがボコボコ言い出してもおかしくないのですが、その気配はありません。その状態で強制的にラジエタファンを強で回しても水温は下がりません。なんとなくなのですが、水温計の表示がおかしいだけのような気がします。110℃を90℃と読めば、全ての辻褄が合うのです。もう少し探ってみますが、純正品の水温計センサの新品を試してみたいです…。