ブレーキ

Alfa Romeo GT 1300 Junior

小豆色のジュニアはまだ作業途中ですが、その横に赤のジュニアがやって来ました。ブレーキが抜けるとのことで何とかしてみます。

お疲れちゃんのブレーキマスターシリンダ

ブレーキペダルをゆっくり軽く踏むと、ブレーキランプが点かないくらい圧力が発生せずにペダルが奥まで入ってしまいブレーキが効きません。普通に踏もうと思って踏むと問題無くブレーキが効きます。マスターシリンダのカップが劣化するとそんな症状が出ます。外したマスターシリンダは社外品で、割と近い時期に交換された物のようで、見た目的には問題なさそうな感じです。

取り付け

多分同じメーカーの社外品の新品を取り付けました。交換後はゆっくりペダルを踏んでもキチンとブレーキが効くようになりました。

キャブレター

ブレーキの修理後に試走をしてみましたが、なんだかアイドリングがばらついていて、走り出しの回転がスムーズに上がりません。排気ガスからも生ガスの匂いがしています。調べてみたら4番気筒が薄すぎて失火気味になっていました。全体的にミクスチャスクリューの戻し量がバラバラなので、キャブ自体を一度掃除した方が良さそうな感じです。とりあえず今回はミクスチャの調整をし直したらだいぶ良くなったので、これで様子を見てもらおうと思います。

メーターの照明とスモールのインジケータ

グリーンのインジケータはスモールが点いている時に点くのですが、バルブが切れていて点いていませんでした。ちょっと特殊な小さいバルブなのですが、手元にあったので交換しておきました。さらにスピードメーターの照明のランプもバルブが切れていたので交換しました。

ルームランプ

運転席側のルームランプが点かないので調べてみたら、常時点灯の位置では点くので電源やバルブの問題ではありません。

ドアのジャムスイッチ

原因はドアのジャムスイッチでした。通常は接点が酸化して接触不良になっているのが原因だったりするのですが、今回は中に仕組まれているスプリングが錆で腐食して全く効いていない状態になっていました。手元にあった適当なスプリングを仕込んでおきました。今回はこんなところで納車とする予定です。