久しぶりの投稿ですみません。こちらの147、ちょっと前にエンジン不調で入庫したクルマですが、エンジン不調は直ったのにABSのポンプモーターエラーが出てしまったためそちらの対応待ちとなっていました。
こちらの147はBoschの5.7が採用されているのですが、5.7のユニットには車体番号などのコーディングの必要が無いようです。という事でお安い中古のユニットを購入して交換しました。不具合の原因はECU内のモータードライブリレーの故障のようで、モーター自体は大丈夫のようです。
ユニット本体には油圧のパイプが6本接続されているのですが、そのうち2本のフレアナットが固着していたため外すのに難儀しました。ブレーキのエア抜き専用のマシンを使わないとエアが抜けずらいようですが、診断機で各バルブを動かしながらエア抜きしたら問題無く抜けました。交換後はABSのエラーが出なくなったので、試走を兼ねて2日ほど通勤に使ってみました。すると、途中で例のピーッという音と同時にディスプレイにメッセージが表示されました。直ってないのかと思いちょっと落胆したのですが、良く見ると球切れのワーニングでした。
ブレーキを踏んだタイミングでワーニングが出るので、テールランプを見てみましたが、とりあえず点灯はしています。コネクタの接触不良等も考えられるのでテールランプアッセンブリを外してみましたが、コネクタには問題はありませんでした。バルブを見るとブレーキ球が黒くなっています。フィラメントの経年劣化で抵抗が増えているようです。アッセンブリを外しているので、ついでにウィンカー球も交換しておきました。バルブを交換したらワーニングが出なくなったので試走していたら、またしてもピーっという音ともにワーニングメッセージが表示されました。まだ何か問題があるのかと思って少しツライ気持ちになりましたが、ガソリン残量が少なくなっているというワーニングでした。あのピーッという音、心臓に悪いのでやめて欲しいです。問題は全て解決したので納車して様子を見てもらいます。色々不具合が続いているので、しばらくは何事もないことを祈ります…。