ヒーター

Alfa Romeo Duetto Spider

皆様、花粉、どうですか?ちょっと前からクシャミが出ているので、点鼻薬でなんとかしのいでます。Duettoですが、ヒーターバルブも届いているので交換してみます。

新品のヒーターバルブ

鋳肌がすごくキレイです。結構なお値段なので納得です。耐久性はどうなんでしょうね。

ヒーターホースのユニオン

ヒーターバルブへ行くホースは、エンジン側を抜いてバルブ側にホースを付けたままヒーターボックスごと外さなくてはなりません。なのでエンジン側のホースを抜いたらこの有様です。鉄製のユニオンが完全に腐食していて、先端が無くなっています。ユニオンを打ち換えなくてはなりません。またパーツ待ちです…。いや、そもそも、この古いユニオンが抜けるかどうか…。

ヒーターボックスのアッパーパート

ヒーターボックスのアッパーパートは4つのナットで留められているので、シートの足元に潜ってナットを緩めて取り出します。狭いところに潜る作業は年寄りには結構ツラいのです。エアインテークのガスケットが溶けてボディとくっついていて剥がすのに難儀しましたが、無事摘出できました。

お疲れちゃんのヒーターバルブ

てっきりヒーターコアにバルブが取り付けられているのかと思いましたが、バルブ自体はヒーターボックスに固定されていました。バルブのON/OFFや内外気切り替えのコントロールレバー類もヒーターボックスに取り付けられていますが、付けたまま丸ごと降ろします。

バルブを分解

ちょっと興味があったのでバルブをバラしてみました。コーヒーゼリーのような物体で埋め尽くされています。多分、先人が一度分解して、シリコンコーキング的な物で補修したようです。元々の造りは分かりませんが、ゴムのダイアフラム的な物だったのではないかと思います。そのゴムが劣化して漏れてきたのをシリコンコーキングで補修した的な。

ヒーターコア内のゴミ

ヒーターコアの写真を撮り忘れてしまいましたが、状態は悪くありませんでした。それでも中には例のシリコンコーキングのカスや湯垢的なものが詰まっていました。

取り付け

ヒーターボックスにバルブを取り付けて配管を元に戻して、ブロアファンの付いているロアパートと合体させてからクルマに取り付けます。結構いろんなところのクリアランスがギリギリなので、知恵の輪的に繊細かつ大胆に押し込みます。ブロアファンは少し音がしますが、結局そのまま使いました。クーラントを入れてエンジンをかけてしばらく暖気してみましたが、ちゃんと漏れずに温風が出ます。ファンスイッチはとりあえずエーモンのスイッチがそれほど違和感がないので取り付けておきました。もしかしたらそのままでOKとなるかも…。