エアコン

Fiat 600

塗装の準備をしている600ですが、がんばって外装品を取りました。

ラジエタ

ラジエタを降ろせば楽なのですが、水を抜くのがイヤだったのでファンだけ外しました。ファンが無くなった分、ラジエタを後ろへ動かせるので、その隙間からフロントマスクのトリムを外しました。

エアコンの真空引き

外装が終わったので、エアコンが効かない不具合の原因を調べてみます。エアコンをONにすると、パイロットランプが点灯して室内機のファンが回りますが、コンプレッサのクラッチがつながらずラジエタファンも回りません。プレッシャゲージを接続して低圧と高圧側両方の圧力を見てみましたが、両方ともゼロなので完全にガスが漏れて大気圧になってしまっています。試しに真空引きして一日放っておきましたが、やはりゼロになってしまいます。

ガスチェッカとOリング

再度真空引きしてガスを少しだけ入れてからガスチェッカであちこち探ってみたところ、コンプレッサの高圧側のユニオンから漏れていました。

高圧側のユニオン

ユニオンに付けられているOリングが潰れて四角くなっていたので新品に交換しました。再々度真空引きをして漏れが無いことを確認してからガスを入れましたが、やはりコンプレッサのクラッチがつながりませんしラジエタファンも回りません。

ヒューズとリレー

室内機のファンが回りパイロットランプは点くので、クラッチとラジエタファンは別系統の回路で駆動しているっぽいです。試しに冷媒回路の圧力センサからの入力を強制的にONにしたりしましたが、やはりクラッチもラジエタファンも動作しません。リレーかヒューズの不具合かもしれないので見てみようと思いましたが、該当のモノがどこにあるのかわかりません。

もう一つのヒューズボックス

こちらはもともとエンジンルームにあったヒューズボックスっぽいです。ここにあるヒューズは全て切れていませんでした。

ホーンリレー

ステアリングコラムの中にホーンリレーがあったりします。あちこちにリレーが点在していて、エアコンのクラッチのリレーがどこにあるのかわかりません。配線図が欲しいところです…。