ヒーター

Fiat 850 Berlina

そういえばもう4月でしたね。外を歩いている人達がなんとなく、新しい生活をスタートさせたような感じに見えます。不思議と普段とは景色が違って見えるような気がします。自分は何も変わっていないので、相変わらず850の作業です。効かないヒーターを何とかしてみます。

外したヒーターボックス

内装をばらしている状態で楽なので、ヒーターボックスを丸ごと外します。外気導入のフラップのシャフトが錆びて固着しています。

外気導入のフラップ

シャフトが錆びていますが、表面もかなり錆びています。シャフトの錆を錆落としのケミカルで落としてから、浸透潤滑剤をしつこく吹いたら動くようになりました。表面の錆はワイヤブラシで落としてからサビ転換剤を塗った後、黒く塗っておきました。

掃除後のヒーターボックス

フラップのスポンジが風化していたので、適当なスポンジを貼っておきました。モーターはベアリング部分に注油して、箱全体が汚れていたので掃除しておきました。

ヒーターコア

ヒーターコアは外して念のため中を洗っておきましたが、特に汚れはありませんでした。パイプも詰まっていないようでした。サーモスタット側のユニオンや、ウォーターポンプのバイパスホースのユニオンとかが詰まっているのかもしれません。

ヒーターボックス

掃除の終わったヒーターボックスを元に戻しました。ちゃんと外気導入のON/OFFもできるようになりました。

出来上がり

外していた内装を戻して終了です。フロアの掃除が超大変でした。泥汚れがひどくて、シートレールの隙間が埋まっていました。シートを外すのが異常に大変だったのですが、汚れによるものでした。掃除して給油したら、ある程度スムーズに動くようになりました。室内の作業が終わったので、明日以降、エンジンルーム側の作業をする予定です。