ステアリングラック

ラックが付きました

朝からラックを取り付けました。ステアリングからの振動やノイズは消えましたが、まだ色んな音が出ます。しかもトーの調整をしても、試走をするとステアリングのセンターが微妙にずれます。またあのブッシュが入ってないのかなと。

ラジアスロッドのブラケット

やはり入っていませんでした。先日Pandaでも同じ状態でしたが、こちらにも入れなくてはなりません。

外側のブッシュ

外側のブッシュもカチカチのヒビヒビです。中に取り付ける鉄のスペーサーの側面には、ブラケットと当たって擦れた跡が付いていました。ここでも音が出ていたようです。外側のブッシュはたまたま2個だけ新品があったので奥に着く側の2個を交換しました。残りは後日交換します。

インナーブッシュ

ブラケットに白いインナーブッシュを入れてラジアスロッドを組み直します。このクルマ、ブラケットが錆で剥がれたようで新たに鉄板が当てられていますが、完全に固定されていないようでちょっと動いて音が出ます。

さらにこのクルマ、今までステアリングの切れ角が左右で全然違っていて、トーの調整のついでに切れ角も揃えました。何度か調整と試走を繰り返してようやくステアリングからの異音は消えました。とは言えまだ室内側から少し音が出るのですが、コラムシャフトを外してベアリングを換えたり、ペダルアッセンブリを外して固定部分を補強したりしないと消えないので、今回は勘弁してください。以前よりはだいぶまともになったので。

ステアリングからの異音は消えましたが、まだ色んな所から音がします。写真を撮り忘れましたが、このクルマ、フロントのラジエータへクーラントを送っている鉄のパイプが交換されています。その交換されたパイプの固定がきちんとされておらず、パイプが揺れる度にボディに当たって音が出ています。きちんとブラケットを作って固定すればいいのですが、とりあえずゴムの当て物を入れて音が出ないようにしておきました。

あと、時々ボディからも音が出ます。原因は特定できていませんが、経年的なモノかもしれません。さらにスペアタイアも固定されていないので動いて音が出てますし、そのスペアタイアも太いのが入っているせいで蓋が閉まらないので、エンジンルームからのノイズが伝わりやすくなっています。この辺りは後日の課題というか、オーナーさんに自分でなんとかしてもらおうかと思っています。