着地

アクセルペダル

相変わらず74白さんです。バラしたステアリング部分を組む前にアクセルペダルのグラつきが気になったので見てみたら、ペダル部分とシャフトのカシメが緩くなっていて遊びがあります。溶接するのにペダルを外した方が良いのですが、カーペットを剥がすのがツライので養生をしてそのまま溶接しました。

ペダルの修理をしてステアリングを取り付け、ステアリングのセンター出しをします。1/4回転くらい左に寄っていました。切り角を左右同じくらいにしてフロントのトーをインに3mm、リアを5mmに合わせました。

ステアリングの取り付けの際にホーンが鳴らないことに気付きました。配線やヒューズは問題無いことを確認しましたが鳴りません。よく見るとステアリングハブのリング部分にブラシが当たっていませんでした。ブラシを曲げてリングに当たるようにして、リングにグリスを塗ります。

さらにウィンカレバーのチェックをすると、レバーが自動で戻りません。ハブ側のレバーを戻すピンが折れて無くなっています。ピンの代わりにM3のネジを立てておきました。

試走のためにミッションオイルを入れます。あまり細かいことを気にするのもアレですが、一応X1/9は極圧剤の少ないGL3が指定されています。あまり極圧剤が濃いとシンクロ等の素材に影響を与えてしまいます。今となってはGL3のミッションオイルは手に入りにくいですが、最悪でもGL4までにしておいたほうが良さそうです。今回はGL3を3リッターちょっと入れました。

エンジンルーム

続いてエンジンの方ですが、キャブのアイドルジェットとポンプジェットを1サイズ小さくしました。オーナーさんが燃費の悪さを気にされているためです。ヨーロッパ仕様のサイズと同じになります。ちょっと走り出しのパンチがなくなるかもしれません。

試走の準備ができたので久しぶりの着地です。画像を取り忘れてしまいましたが…。試走の結果は特に問題無いです。直進時のステアリングのセンターがずれていたので、左右のタイロッドエンドを調整しました。元々、特段悪いところは無かったので特に変わり映えはしないです。明日、最終的な仕上げをしておしまいにしようと思っています。