74黄色さん

燃料タンクのセンダー

せんだエライ、ナハナハ。黄色の74さんが色々気になるところがあるとのことで入庫です。まず、ガソリンを満タンにしても燃料計が満タンを指さないとのこと。いつものごとくフロートがガソリンを吸っているのかと思い外してみましたが大丈夫でした。元々このクルマ、自分が所有していてレストアを断念した際にお譲りしたのですが、その頃にフロートを新品に交換したような記憶があります。じゃ、抵抗部分の接触不良かとアナログテスタの抵抗レンジで見たところ、ところどころ接触不良の箇所があります。スロポジとか燃料計のセンダー等の可変抵抗器タイプのセンサを見るときには、針式のアナログテスタが視覚的に見たままなので解りやすいです。途中の瞬断とかも解りますし。

センダーの抵抗部分

抵抗の表面が酸化していたので磨いておきました。にしても、一応満タンの位置に来ると抵抗値は低い値になるので、ところどころ不正な表示になったとしても、満タン付近では満タンを指すことがあっても良いはずです。なんだろなーと思いながらセンダーをタンクに戻して配線を元に戻している途中に、グランドの端子が外れていることに気付きました。使っていないから外されている端子に混じって、グランドの端子も一緒に外されたままにされたようです。グランドの端子をボディに落として一件落着です。

スピードメータ

お次は、スピードメーターのオドメーターが引っかかって進まないという不具合です。10の位と1000の位が引っかかります。中の歯車が減ってるのかと思い、バラしてみました。けど、特に問題無いようです。多分、歯車がなんらかの原因でずれてしまったようです。念のため0で揃えて組み直しました。ここから実際の距離まで進めるのは大変なのですが確実に動くようにするには仕方ないです。

タルガトップのキャッチの留めネジ部分

お次は、タルガトップのキャッチがカタカタ動く不具合です。キャッチを留めてるネジが最後まで入らないので、キャッチが固定されなくてカタカタ動くのです。原因はネジ穴が錆で潰れているためでした。タップでさらって終了です。8本とも錆びてました。

チョークレバー

お次は、エンジンの始動時にチョークが使えたら便利だということで、固着してしまったチョークケーブルを一旦抜き取ります。中に大量に浸透潤滑剤を吹き入れて、抜いたワイヤの表面の錆を落としてから、シリコングリスを塗り付けながらワイヤを戻します。

チョークケーブルの接続

このクルマはWeberの32DMTRが標準なので、オリジナルでチョークケーブルが付いています。このままだと外皮が長いので20cmほど切りました。多少加工が必要だったりケーブルの留めネジが無かったりしましたが、WeberのIDFのコールドスターターにそのまま固定できました。

明日はマフラーを交換しようと思ってます。メガホン1本出しの音がどんな感じなのか、楽しみです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です