エンジン周り

Mercedes Benz E320

車検でお預かり中のW124の続きです。水曜日に車検のラインを通してきましたが、待ちになっていた部品が届いたので作業再開です。

タペットカバーの取り外し後

まずプラグホールのオイル溜まりの対策のため、タペットカバーを外します。継ぎ目やコーナーの部分に液体ガスケットが塗られているためキレイに掃除します。

タペットカバー

ガスケットがはまる溝の部分をキレイに掃除して新しいパッキンを取り付けて組み戻します。劣化したプラグホールの丸いパッキンだけ交換というわけにはいかないのが面倒です。

ドライブベルトテンショナ

お次はドライブベルトのテンショナの交換です。コイツを外すためにファンやらウォーターポンプのプーリーやらパワステポンプのプーリーやらなんやらを色々外さなくてはなりません。新品と並べてみましたが、テンションを調整するロッドの付いている角度が全然違ってます。左の状態になるとロッドがこれ以上押せなくなります。

アイドラプーリー

ついでなのでアイドラプーリーも交換します。古いほうは回すとシャーとか言います。新しいパーツは重く回ります。

テンショナダンパー

テンショナのダンパーも交換します。古いほうはブッシュのカラーが抜けちゃっています。

ブッシュ部分

ゴムのブッシュが割れています。カラーが遊ぶと異音の原因になります。

エアクリーナボックス

テンショナやアイドラプーリを交換してベルトを張った頃にはタペットカバーの液体ガスケットも固まっているので組み戻します。今回は新品のエアフィルタエレメントを入れるのでボックスも一度外して中を掃除します。葉っぱやら埃やらで結構汚れてました。

新しいエレメント

新しいエレメントを取り付けてエアインテーク類を戻したら完成です。

出来上がり

6気筒はラジエタとのクリアランスが少ないので、ベルト周りの作業が結構大変です。今日中に終わらせる予定でしたが、ロアアームのボールジョイントのブーツ交換とアンテナの修理ができませんでした。明日中に終わらせて日曜日に納車の予定です。