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ATのメンテで入庫です。この年代のフランス車のATと言えばAL4で、RenaultではDP0といいます。例の3速ホールドとか変速ショックとかの不具合の出るやつです。よくよく話を聞くと、現段階では不具合は出ていなくて、予防的な意味合いでバラしてソレノイドを交換するのだそうです。ちゃんと動いているものをバラすのはあまり気が進みません…。
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依頼されたからにはやらなければなりません。カングーはボンネットが前ヒンジなので作業しずらいです。しかもヒーターホースとかが邪魔で、結構面倒です。エアインテークの蛇腹とタイヤハウスのカバーを外して、なんとかバルブボディを摘出しました。で、分解して掃除します。でもこの個体、全然汚れてないんですよね。とても良いことですが、ある意味やりがいが無いです。
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バラしかたとか掃除の仕方とかはネットにたくさん情報がありますので、そちらをご参照ください。今回の交換部品は、大きいソレノイド2個と、オイルパンのガスケットのみです。バルブボディを組み上げたら、ATに戻します。上の画像で奥の方に取り付けられたものがバルブボディです。オイルパンを戻して、外したパーツ類を組付けて、ATFを規定量入れて量を調節したらおしまいです。明日はX1/9の作業を予定しています。