先日納車したはずのPanda 30ですが、納車できずにお預かりのままでした。ヘッドライトの光軸が全く出なかったり、ある程度走行するとアイドリングが安定しなくなったりするので、必要な部品がイタリアから届いて対応してから改めて納車しましょうということになりました。
で、本日パーツが届きました。画像のヘッドはデッドストックの新品です。日本でバルブのシートリングをカットしたり、バルブのリフェースをする工賃よりも、ヘッドを買ったほうが安いという判断です。
早速ヘッドの様子を見てみたのですが、結構保管時に付いた傷が多いので砥石を当ててみたのですが、とりあえず傷は取れました。しかしヘッドの仕上げ加工の時に付いたと思われる加工跡が深くて取れません。
しつこく砥石を当ててみましたが、ダメぽいです。諦めて面研に出すことにしました。エンジンに手を付けちゃうとまた不動車が増えてしまうので、ブレーキのレギュレータバルブを交換しました。
とりあえずブレーキの効きには問題無かったのですが、漏れがあったので交換しました。もう既に塗装に影響が出ているので交換する必要があったのです。で、多分数年交換されていないと思われるフルードも交換します。
ウーロン茶くらいの濃さになってます。換えなくてもハードなブレーキングをしなければ効きには影響がないせいか、換えない人が多いです。ブレーキ経路内の腐食を防ぐために、できれば車検毎に交換したほうが良いです。
ヘッドが出来上がってくるまでナンバーステーを付けたりといった作業をする予定です。このクルマ、何故かなかなか納車までいきつきません。もうすぐ春なのに…。