ラジアスロッド

Fiat Panda 30のラジアスロッド

Panda 30のエンジンが調子良くなったので試走をしていますが、アクセルのオン・オフ等でハンドルが取られる感じがします。下回りのチェックでステアリングラックのガタやアーム類のブッシュのガタなどは見ていたのでなんでだろうなぁと思い、しつこく各部をチェックしてみるとラジアスロッドのボディ側が少し動きます。

ラジアスロッド先端部

ラジアスロッドをボディのブラケットに留めているナットを緩めてワッシャとブッシュを取ってみたら、ロッドとブラケットの穴との隙間が大きく遊んでいます。本来、この隙間には更にブッシュが入っているはずなのですが、このクルマにはありません。この年代のFiat車にはこの形式のサスペンションが良く使われていて、128やX1/9なんかも同じブッシュが入っています。ブッシュがダメになっている場合だけではなく、ブラケット自体がボディから剥がれているような場合もステアリングが不安定になったりします。

このクルマはイタリアで普通に乗られていたし、レストア済みとのことだったのでちょっと甘く見逃してしまいました。また部品待ちです。

ドアミラー

ドアミラーがガタガタだったのでネジを増し締めしましたが締まりません。ネジを外してみたら樹脂製のネジ受けは問題なさそうでした。単に使用しているネジが細いだけのようなので、一回り太いネジにしたらきちんと留まりました。イタリア人のレストアはなんだか最後の詰めが甘い感じがします。ボディは結構気合の入ったレストアだったんですけど。

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