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走行中、ボンネットから白煙を噴いたとのことで入庫です。結構な量の煙が出たとのことでしたのでオーバーヒートでもしたのかと思いましたが、冷却水には異常は有りません。
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ウォーターポンプは大丈夫かとベルトを見たらダルダルです。追っていくと、先っちょが切れてます。咬みこんだりしなくて良かったです。
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クランクプーリーの内側にはパワステポンプだけを駆動する少し細いベルトがかかっていて、こちらは無事でした。
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じゃ、白煙の原因は何?と見ていくと、エアコンのコンプレッサのプーリーが固着しています。ニスの焼けた臭いがしています。コイツの中のコイルが焼けて白煙が出たようです。
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開けてみたらすごいことになっていました。多分ベアリングが傷んでプーリーが斜めに回ったりして中のコイルを傷付けてショート状態になって発熱したために煙が出たのでしょう。
最初、ドライブベルトが切れていたのでオーバーヒートかと思いましたが、今時のクルマはタイミングチェーンでウォーターポンプを駆動しているので、ドライブベルトが切れてもオーバーヒートしないんですよね。こちらのドライブベルトはオルタネータとコンプレッサを駆動しているだけです。
コンプレッサとドライブベルトを手配したので、届き次第交換して納車の予定です。エンジン周りから異音がしたら、大事に至る前に早めに原因を調べて対処するのが吉です。