間違い探し

TTL<->RS232C変換器

クルマとは直接関係ないのですが、外部機器と通信するためにRS232Cという規格で接続しなければならないことがあります。ちょっと前の普通のデジタル回路は0V/5VのTTLレベルの電圧で0と1を表すのですが、RS232Cは-12V/+12Vで0と1を表します。で、それらの電圧の違いを変換するための回路が必要なのですが、昔は電源部も含めると結構大げさな回路で実装されていました。今となってはこのようなチップ1つで変換できます(とは言え、このチップが登場してからも結構経ちますが)。

上の画像の左の変換器をちょっとした装置に使っていたのですが、突然壊れてしまったので新たに右の変換器を買って交換しました。しかし、同じもののはずなのに動きません。表側は全く同じもののように見えます。

裏側

裏側もチップコンデンサの実装位置が違っていたりしますが、ほぼ同じものに見えます。信号の入出力の向きを示す矢印とか電源の配置とかも同じです。けど動きません。多分、左の製品をコピーして右の製品が作られたっぽいのですが、右の製品はTTL側の矢印の向きが逆で、入出力がひっくり返っていました。RS232C側は向きが合っています。単にコピーした時にICのピン番号を間違えたのだと思います。どちらも某国製です。

動かないので色々調べて、最終的に基盤のパターンを追って間違っていることがわかりましたが、このような製品が普通に流通していることに驚くのは自分が日本人だからでしょうか。多分このような製品が日本で作られた場合、不良品として廃棄されるか、秋葉原の部品屋さんとかによってどのようにすれば使えるかを明記された訳アリの商品として格安で販売されるのが一般的でしょう。

こんな感じで某国のモラルの低さを嘆いてはいますが、私が子供の頃の日本も似たようなものでした。海外のブランド品の、出来の悪いコピー商品とかが横行していました。ただ、当時の日本人の物造りに対する思想は彼らとは違っていたと思います。日本人は良い物を造れば売れると思って物造りをしていたけど、彼の国の人はとにかく売れさえすれば良いと思っているのではないかと…。

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