取り付け終了

Audi A6

お寒うございます。気温4度って、冷蔵庫の中で仕事してるのと同じ状態です。凍死しないうちにETCの取り付けの続きをやってしまいます。

サンルーフの操作部

ETCのアンテナの配線を通すのに、サンルーフのコントローラ部を外したりAピラーのカバーを外したりします。このコントローラは嵌まってるだけかと思ったら、コントローラ表面のパネルやトリムを外した下にタッピングネジ2本で留まってました。Aピラーのカバーも外すのが大変でした。

アンテナ

真ん中辺りの小さい黒いのが取り付けたアンテナです。その横の大きい黒い長方形の箱がオリジナルのGPS&ETCのアンテナっぽいです。

本体

本体はオリジナルの本体が付いていた場所に取り付けました。元々のは外してしまいました。

バッテリのターミナル

取り付け終了後に動作確認をしようと思ったらバッテリが上がってしまっていて、スターターが回りません。バッテリテスタで計ったら、完全にダメだと言っています。昨日はエンジンがかかっていたので、そんなはずはないのでよーく調べたところ、バッテリのターミナルを動かすと回ってしまいます。固定するナットは締まっています。バッテリ側のポストに端子を十分差し込んでいない状態でナットを締めているので、端子のネジ留め部の金具同士が完全に当たってしまい、それ以上締められない状態になっています。こういう状態、よく見かけます。

ちゃんと差し込んだ状態

端子をきちんと奥まで差し込むとこのような状態になります。当然端子も動きません。端子が動くような状態ですと接触抵抗が生じて、スターターを回す時のような大電流が流れるとかなりの電圧降下が発生します。端子部で電圧降下しているので、当然スターターは正常には回りません。さらに充電もキチンとされない状態になってしまいます。

どれくらいの電圧降下が起こるかは、オームの法則に当てはめると簡単に分かります。ちょっと極端な例ですが、仮に接触抵抗が0.1Ωで、スターターを回すのに100Aの電流が流れると仮定します。V = I・Rなので100A x 0.1Ω = 10Vですから、12V電源のクルマの場合スターターには2Vしかかからないことになります。同じくバッテリの充電電流が30A流れると仮定すると電圧降下は3Vですから、オルタネータの出力が14Vあったとしてもバッテリには11Vしかかからないので充電状態にはなりません。

端子部分の接続を直した後でバッテリを充電してみたのですが、かなり内部抵抗が上がっていて容量が低下していました。内部抵抗が上がることによってバッテリの容量が下がるのが何故なのかは、同じくオームの法則に当てはめると分かります。バッテリも後日交換することになりました。

このところ寒くて体が縮こまっているせいか、肩こりやら頭痛がツライです。コロナウィルスについてはもちろんですが、皆様におかれましても体調に気を付けてお過ごしください。お風呂に入って温まって寝ます。おやすみなさいませ。

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