一旦終了

Citroen GS

最近、天気の話しかしてませんが、今日も寒かったです。暑すぎるのもツライですが、寒いのもツライです。エンジンの調子がイマイチなGSですが、点火系を調べてみました。

ディスビ

どの気筒も失火はしていないし、低回転域では問題無いので点火タイミングを見てみたら、タイミングマークがどこにも見当たりません。10度以上遅れているか40度以上進んでいるかのどちらかです。ディスビの固定ボルトを緩めてタイミングを変えてみても、やはりタイミングマークは見えません。現状、フルトラのディスビが付いているのですが、外して見てみました。

バラしたら、中から樹脂の破片のようなものが出て来ました。どこかのスペーサー的な物が風化して粉砕されてできた破片の様です。ディスビのガバナ進角部分を手で動かしてみましたが、手で戻さないとウェイトが完全に戻らない状態になっています。試しに以前に使っていたポイント式のディスビを付けると、通常通りに進角の設定ができますしエンジンの調子も良くなります。ということで、深追いせずに以前使っていたディスビを付けて終了とします。

ディスビ取り付け

MSDのポイント入力に接続して、点火時期とキャブのアイドルスクリューを調整して終了です。ガソリンがレギュラーのせいなのかランオンしてしまうので、点火時期の設定は遅めに設定しました。

破片

ドアミラーの交換の際にドア周りを調べていたら、後付けのパワーウィンドウのコントローラのカバーが割れていました。先人が接着剤で補修していたようなのですが、各パーツが割れてバラバラになっています。溶着してから接着剤で補強しておきました。旧いクルマの修理の何が大変って、こういう余計な作業が発生することです。『構造が単純なんだから修理だって簡単でしょう?だから工賃が高いなんておかしいよ』とか言われることがありますが、同じ内容の作業でもこういったことによって逆に新しいクルマよりも時間がかかるということを理解して頂けると助かります。

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