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ガソリンタンクに入れるタイプのインジェクタクリーナを使ったらエンジンの不調が改善された124 Spiderですが、スターター周りに問題が無いか確認してみます。
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配線には特に問題はありませんでした。メイン電源の端子のナットはキチンと締まっていましたし、ソレノイドの入力端子もキチンと挿さっていました。エンジンとボディとの間のアース線もキチンと接続されていました。スターターモーターを外して見ましたが、外観はなかなかヤレています。
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見た感じ、あまりメンテナンスされていなさそうな感じです。見た目は悪いのですが、単体で回してみましたが特に問題無い感じでした。念のためモーター自体の性能等も含めて電装屋さんに点検してもらいました。
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出力トルクなども問題無く、内部のパーツの摩耗なども殆ど無く、良い状態でした。ブラシの残量も充分ですし、動きにも問題は無いので掃除をして組み立てておいてもらうことにしました。ソレノイドスイッチの端子の焼けとか気にはなりますが、モーターのトルクも出ているという事は、端子間に十分な電流が流れているという事なのでOKとします。
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特に問題が見つからなかったので、念のためキーシリンダのスタートスイッチからソレノイドへ行くラインにリレーを入れておきました。Fiatの旧車にはスターターリレーが付いていないことが多く、キーシリンダのスイッチの接点が焼けて電圧降下を起こすことが良くあります。
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発進の際に『ドドドド』的な音というか振動が出るとのことで見てみました。プロペラシャフトのベアリングサポートのゴムが切れていて少し遊んでいます。もしかしたらこの辺りが原因かもしれません。
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プロペラシャフトのラバーカップリングにもヒビがあります。前述のベアリングサポートも含めて、プロペラシャフトのオーバーホールキットを用意して交換したほうが良さそうです。やはり寝ていたクルマが走り出したら、ちょこちょこと不具合が出てきますね…。