オイル漏れ

Fiat 500L

ミッションオイルが漏れているとのことで様子見をしていた500ですが、実は漏れていたのはエンジンオイルでした。

オイルの雫

雨の日が多かったので1日しか試乗できませんでした。試乗後少し置いてから見たところ、シフトロッドからも少し滲みがあるのですが、ミッションオイルの漏れは殆どありませんでした。それよりもエンジンオイルの滴下が多くて、床にシミができるほどです。オイルパンのガスケット辺りから漏れているっぽいので、一度オイルパンを外してガスケットを交換してみます。

オイルパン

オイルパンの底には例にもれずスラッジが溜まっていて、グレーのセメント状の物体も溜まっていました。

クランクケース内

古いガスケットの汚れを石でさらってキレイにしてから、上からのオイル垂れが収まるまで待ちます。

取り付け

今回は念のため液体ガスケットを併用しました。オイルパンは表面の塗装剥がれや錆が気になったので、簡単にシャシブラックで黒く塗っておきました。

オイルフィルタ

念のためオイルフィルタも外してみましたが、外して正解でした。スラッジは多い所で5㎜くらいの厚さに溜まっていました。当然プーリー側にも溜まっていたので両方キレイに掃除したのですが、掃除後の画像を撮るのを忘れてしまいました。取り付けには液体ガスケットが使われていましたが、Oリングを新品にして、ここには液体ガスケットは使いませんでした。

オイルレベルゲージ

レベルゲージが全く抜けて来なくて、なんとか引き抜いてみたら、ゴムのシールが硬化してました。シールを割り取って、右に写っている新しいシールに交換しておきました。これから涼しくなりますし、エンジンオイルは10W-40にしました。

ミッションオイルのフィラー

念のためミッションオイルが減っていないか、フィラープラグを取って確認してみましたが、溢れてきたのでオイルは減っていないようです。それにしてもこのフィラープラグ、先人によって合わない工具でムリヤリ回されていたようでナメナメです。新品の在庫は無いので、少しだけ均してから付けておきました。

ダイナモのベルト

ダイナモのドライブベルトがちょっと緩めだったので、薄いシムを1枚抜いておきました。ベルトはまだ新しいようなのでしばらくは大丈夫と思います。今回はこんなところで様子を見てもらおうと思います。また漏れが目立つようでしたら、都度対処しようと思っています。

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