ミラー

VW Beetle

もうずいぶん静養しているつもりなのですが、いまだに何か寒気がするなと思ったら37度台の熱が出たりします。咳も止まらないので咳をすることで体力が奪われてしまいます。早く快方に向かいたいところです。こちらは何度か入庫しているビートルですが、今回はドアミラーを交換して欲しいとのことです。

ドアヒンジ

オーナーさんがクラシックタイプのミラーセットを購入して持ってきてくれたのですが、実はドアヒンジに付けるミラーなのでドアヒンジのピンを交換しなくてはなりません。

お疲れちゃんのヒンジピン

このヒンジピンですが、まぁ抜けません。ドアを外して作業したくなるくらい抜けません。どのくらい抜けないかはググって先人の動画とか見てください。抜けるクルマはすんなり抜けるのでしょうけど、このクルマくらいヒンジ部分が錆びているとなかなか死にます。今回は禁じ手で抜いてしまいましたが、決してドリルで揉んで抜こうなんて考えないのが身のためです。とにかくなんらかの手段で押し抜くしかありません。

新しいヒンジピン

新しいピンはまぁまぁイイ感じに叩き入れるとスンナリ入りました。幸か不幸か、元々の塗装がこんな感じなので思い切り良く作業できました。

新しいミラー

古いドアミラーを外すと穴が見えてしまうので、ナットだけ残して適当なキャップを入れておきました。新しいミラーを取り付けてみましたが、ナットを一杯に締めてもピン側のネジが見えてしまうので、ネジ山が見えないように適当なゴムのグロメットを入れておきました。

運転席側

助手席側のミラーは丸いですが、運転席側は四角いです。そういうものらしいです。

完成

とりあえず付きました。左右のミラーが違っていて面白い感じになりました。

助手席側ミラー

付くかどうかと、使えるかどうかは、また別の問題のようです。ワイパーブレードに被っちゃってますが、何か工夫しないとダメなんでしょうかね。

外部電源

お次はたまに点いたり切れたりするという外付けのシガライタソケットをなんとかします。

オリジナルのシガソケット

画像は外した後なのですが、後付けのシガライタの配線はオリジナルのシガライタの配線から泥棒タップで取られていました。この部分で接触不良を起こしていて、振動で点いたり切れたりしていたようです。真面目にヒューズボックスの裏側から、イグニッション連動の配線を分岐させて直しておきました。分岐部分は圧着等ではなく、ハンダ付けしました。

お疲れちゃんのサンバイザのクリップ

お次は割れてしまっているサンバイザのポストのクリップを交換します。ネジ1本で固定されていますが、ネジとは別にボディ側に刺さるようにピンが出ていて、そのピンがイイ感じに抜けません。ネジを外してからクリップ自体を90度くらい回すと、ピンに付いている返しみたいのが抜ける位置があるので、回せば外せました。

新しいクリップ

古いのを無事に外せたら、取り付けは簡単です。これでサンバイザがプラプラしなくなりました。

オプションのメーター

今回は取り付けないのですが、スピーカのところに付けるオプションのメーターを手に入れたので、動くかどうか見ておいて欲しいとのことです。タコメーターは後日、良さげなものを手に入れたいとのことです。

油温計

電源の12Vを繋いで、センサの端子に適当なポットを繋いでみました。

動いてます

感度が正しいかまでは分かりませんが、ポットを回すとそれらしく動きました。

油圧計

同じく、油圧計も動かしてみます。

動きました

こちらも問題無さそうです。何れにしてもセンサを用意して取り付けないと動かせないので、実際にクルマに取り付けるのはまだ先のことのようです。今回は以上で終了です。試走して問題無ければ納車の予定です。