少しお休みしていたサンバーですが、いつまでも休んでいる訳にはいかないのでなんとかしてみます。
冷間時の加速時にエンジンが吹けないと言うか、ハンチングするような状態になってしまう不具合が出ています。水温計の針が真ん中くらいまで来る頃には症状が治まるので水温センサとか疑ってしまうのですが、冷間時のファストアイドルとかちゃんと機能していますし問題無いようです。どこかからエアを吸っているのかとか思って色々調べてみたら、ISCVのOリングが付いていなかったり、ブレーキサーボのバキュームホースが傷んでいたりしてエアを吸っていて少し薄い状態になっていました。プラグを見たら白かったのですがその辺りが原因だったようです。
プラグの状態を見たついでに、たまーにパチパチと外にリークするプラグコードを新品に交換しました。エア吸いの修理をしたらプラグの焼け具合とかいい感じになったのですが、やはり相変わらず症状が出ます。燃料ポンプが弱っているとかフィルタが詰まり気味とかで高負荷時に燃料が足りなくなっているのかと思って燃圧を測ってみましたが正常値でした。残るはセンサ類ですが、スロポジは動かしながらテスタで見たら問題無いですし、MAPセンサは外した状態にしても同じ症状が出ます。
結局のところ、原因はカム角センサでした。センサの感度が下がっているようで、固定ボルトを緩めてほんの少し浮かせただけで点火が不安定になります。逆にセンサのボディを少し削ってセンサが深く入るようにすると動作が安定します。ちなみにこの年式のサンバーはクランク角センサは使っていなくて、エンジンの回転をカム角センサだけで拾っています。ということでカム角センサを注文しました。これでやっと納車できます。助かりました。