予燃焼室を引き抜くSST待ちだった300Dですが、なかなか手を付けられなくてごめんなさい。1つだけ予燃焼室を留めているリングナットが緩まなくて色々あーだこーだやってましたが、結局破壊して取りました…。
SSTを引っかける爪の部分がほぼ無くなるくらいインパクトで叩いたのですが、全く緩まなくて驚きました。仕方ないのでリングナットの内側を削って、一部を割り取って残りの部分を抜き取りました。
リングナットが全て取れたので、SSTをセットして予燃焼室を抜きました。結構ガシガシやったのですが、なかなか抜けなかったです。SSTの左に付いているのが予燃焼室です。
結構カーボンで汚れていますが、亀裂や破損はありませんでした。てっきり破損しているかと思ったのですが予想ハズレです…。
外側だけでなく、内側や先端の中のカーボンを掃除しました。ケミカルでは落ちないくらいカーボンがこびりついていました。
ヘッド側の予燃焼室がハマる穴にもカーボンがこびりついています。これもキレイに掃除します。
ピストン側に削ったゴミが落ちないように塞いでから磨きました。キレイにしておかないと、予燃焼室がハマりません。念のため燃焼室内もバキュームで吸い取っておきました。
掃除した予燃焼室を押し入れて、新しいリングナットで固定して終了です。続きはまた後日です…。
予燃焼室式だったのですね、勝手に渦流室式と思い込んでいました。
予燃焼室式ならなおさら、ジーゼルノックは起きにくそうな気がするのですが原因は何でしょうね?
話は変わりますが、車庫を開けた時にアルファが有るとテンション上がります。
暑い(熱い)日が続きそうなので体調にご注意下さい。
予燃焼室周りの掃除をした所為か、だいぶ音は静かになりました。
ただ今まであまりにもノイズが多すぎて気付かなかったのですが、実はノッキングの他にもコンロッドか何かからも音が出ていたようです。
今はその音だけが残っている感じです。
Alfa、無事納車されたのですね。
暑いですが、熱いクルマの運転、楽しんでください。
自分も暑い工場の中で、こまめに水分補給しながら熱いクルマをイジろうと思います。