マスターシリンダの交換を終えた914ですが、試走したらブレーキが引きずっているような感じがしました。マスターが、固着気味のキャリパーにきちんと油圧を送れるようになったからなのか、押し出されたピストンが固着によって戻れなくなってしまったようです。ということでキャリパーをバラします。
見た目はそれほど不健康そうではないのですが、パッドの動きも渋いですし、謎のナイロックナットが付いていたりして、なんだか怪しい感じです。
シールの外側は錆びていますが、内側はキレイです。錆を落として磨いておきます。今回は納期の関係もあるし、パーツも用意していないし、シールの状態も悪くないので再使用してみます。
ピストンも表面上の錆はありますが、腐食とかは無いので磨いて元に戻します。多分反対側も同じ状態でしょうし、フロントも固着気味なので全部バラして掃除する予定です。マスターシリンダを交換して終わる予定だったのですが、意外と大変なことになってしまいました…。