![](https://see-auto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2874-e1624715025842-wpp1624715181489-1024x768.jpg)
メーターの照明が点かなくなったとのことで入庫です。見てみるとメーターの照明だけではなく、スイッチ類の照明も消えています。各部の照明の明るさはメータークラスタにあるレオスタットのツマミを回すことで調整できます。試しにグリグリ回してみると照明が復活しました。レオスタットの内部での接触不良が疑われるためメータークラスタを外してレオスタットを取り出しました。
![](https://see-auto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2866-e1624715325438-1024x768.jpg)
レオスタットは太めの端子のコネクタで基板に取り付けられているので割と簡単に取り出せます。分解してみるとワイパーの先端部分が荒れていて、ここで接触不良が発生するようでした。各部を磨いて組付けました。
![](https://see-auto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2860-e1624715383786-1024x767.jpg)
ついでながら、油圧計の針が時々ピンピン跳ねるとのことでしたので見てみます。このコンビネーションメーターは基板の裏で3つのナットで固定されていますが、それを外すと例の太いピンのコネクタで留められているだけです。
![](https://see-auto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2863-e1624715452144-1024x769.jpg)
特にハンダの割れ等は無いようでしたが怪しそうなところのハンダを付け直したり端子や接点を磨いたりして組み直しておきました。
![](https://see-auto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2869-e1624717374723-1024x768.jpg)
明るいところでの撮影なのでよくわかりませんが、レオスタットの接触不良もなくなりスムーズに明るさが変わるようになりました。
![](https://see-auto.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2873-e1624717679461-1024x768.jpg)
ピンぼけですいません。こちらも復活しました。
入庫のついでに、左にハンドルが流されるようになったとのことでチェックしてみました。先日タイロッドを交換したのですが、その後そうなったとのことです。ステアリングのセンターがきちんと出るように調整したりトーインの設定を規定通りにしたりアウト側にしたりしてみましたがなかなか収まらないため、後日じっくり見させてもらうことになりました。