はやとちり

BMW 3.0CSi

E9の続きです。D-Jetronicを採用しているVolvo車のサイトでECUの回路図を見つけました。自分で回路図を起こさなくて済むので本当に助かります。

回路図とオシロスコープ

細かいところは違っているのですが、基本は同じなので出力側から順番に入力側へ向かって見ていきます。最後段のトランジスタをドライブしている中電力のトランジスタの入力にも何も来ていません。その前のNOR回路の入力もOFFのままです。さらにその前のエッジ検出の回路もOFF。一番前のフリップフロップも動いていません。なんと、ECUの入力に信号が入っていません…。入力はディスビに内蔵されているポイント接点です。

最初の頃のD-Jetronicは、入力に2相のポイント接点が使われていて、2つのポイントが交互にON/OFFするようになっているのでした。てっきり1つのポイントのON/OFFによってフリップフロップが動かされて切り替わると思い込んでいたため、ポイント入力が2つあるなんて思っていなかったのです…。

D-Jetronicのポイント

ディスビには点火用のポイントとは別に、下の方にD-Jetronic用のポイントが仕組まれていました。外してみたら向かい合わせにポイントが2つ並んでいます。このポイントの片方がONのままになっていたために片方の回路が動かなかったいうオチです。この辺のクルマに詳しい方なら真っ先にここをチェックするのでしょうね…。経験というのは本当に大事です。

このポイントアッセンブリにはちゃんと油を含ませるフェルトが付いていて、常にカム山に油を供給する仕組みになっています。しかし、長いこと給油されていなかったためにカム山が乾いてしまいポイントのヒールが摩耗して、片側のポイントがON/OFFしなくなっています。試しにヒールに接着剤を重ね塗りして取り付けてみましたが、ちゃんと全てのインジェクタが動作するようになりました。新品パーツの手配をお願いして一旦休戦です。

構成要素をちゃんと把握していなかったために、はやとちりしてしまいました。でも、今回は良い勉強になりました。前述のwebのおかげでD-Jetronicの動作についてもわかりましたし。

お次はL-Jetronicをやっつけなければなりません。そのターゲットのL-JetronicにはCPUが使われています。多分回路図は手に入れらません。中を追いかけるのは無理っぽいので、今回の教訓を生かし基本の入出力を確認しようと思ってます。けど、センサ類は問題無い感じなのでECUのコネクタ部分で見るのかなとか思ってますがどうなるでしょうか…。

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