![](https://see-auto.com/wp-content/uploads/2021/12/DSC_4452-e1640179360646-1024x768.jpg)
無事ヒーターが使えるようになったDuettoですが、オイル漏れのあるオイルパンをなんとかしてみます。
![](https://see-auto.com/wp-content/uploads/2022/02/DSC_4863-1024x768.jpg)
ロアパート側には漏れが無かったのですが、念のためガスケットを交換するので先に外しました。底に溜まったヘドロ状の汚れがハンパ無いです。ちょっと前にオイル交換をして殆ど走行していないのですが、すでに真っ黒です。真ん中の仕切りのエリアにオイルポンプのサクションが来るのですが、そこには粘土状の汚れが溜まっています。過去に入れられた添加剤か何かでしょうか。
![](https://see-auto.com/wp-content/uploads/2022/02/DSC_4866-1024x768.jpg)
アッパーパートは固定ボルトが2本無くなっていたりしましたが、残りのネジ類を全て外してみました。ワークショップマニュアルにはすんなり外れるようなことが書いてあったのですが、クランクのキャップに当たって抜けてきません。エンジンマウントがヘタっていて、エンジンが下がっているためにメンバーとのクリアランスが少なくなっているようです。エンジンを持ち上げて外すことにしました。
![](https://see-auto.com/wp-content/uploads/2022/02/DSC_0024-e1644070157970-1024x769.jpg)
エンジンを持ち上げたらギリギリ抜けました。少なくとも過去に2回外されているようです。古い液体ガスケットは除去して下さい、先人様。近い過去に交換されたのか、オイルポンプが妙にキレイです。シリンダの下側を覗いてみましたが、クロスハッチが無くなって、ツルツルの鏡面状態でした。そのうちエンジン自体もオーバーホールですかね。
![](https://see-auto.com/wp-content/uploads/2022/02/DSC_0025-1-e1644070253986-1024x769.jpg)
アッパーパートの内部の汚れはそれほど酷くありません。ただ、スタッドや留めネジのネジ山の状態が悪いので、全てダイスでさらっておきました。本数が多いので大変です。
![](https://see-auto.com/wp-content/uploads/2022/02/DSC_4868-e1644070303852-1024x767.jpg)
掃除をして新しいガスケットを載せます。今時のガスケットは相変わらず紙製でも、シリコンシーラントがプリントされていて、液体ガスケットを使わなくても良いようになっています。
![](https://see-auto.com/wp-content/uploads/2022/02/DSC_4869-e1644070352167-1024x766.jpg)
アッパーパートの取り付けの際に、なぜ留めネジが2本無かったのかが分かりました。エンジンマウントなどが邪魔で、非常に留めにくいから先人が取り付けを諦めたようです。基本、オイルパンはエンジンを降ろした状態で取り付けるので、オンボードでの取り付けは結構面倒です。なかなか面倒でしたがちゃんと付けておきました。
新しいオイルを入れて漏れが無いことを確認して終了です。指定オイルは20W-40ですが、今回は鉱物系の15W-40を入れておきました。6.5リッターも入るんですね。大喰らいです。