ガソリンタンクはハンダで腐食部分を塞ぎました。既に先人が何か所かハンダで補修しています。
錆びそうなところはオールドタイマー御用達のPOR15で厚めに塗装し、他は錆防止程度に黒のスプレーで垂れるくらい塗装しました。POR、なかなか乾かないんですよね…。
乾かしている間にスターターのオーバーホールをします。まず子亀のソレノイドスイッチを分解します。モータへ流れる大電流を断続するスイッチ部分の接点が荒れていたり酸化被膜ができています。これをある程度均してきれいに磨きます。あまり均し過ぎると銅の部分が無くなってしまうのでほどほどにしました。
子亀が終わったらモーター部分です。まずブラシの状態を見ます。まだ換えたばかりのようで厚さは充分で、摩耗状態にも問題ありませんのでこのまま再使用します。
で、ブラシが当たる側のコンミュテータですが、だいぶ酸化被膜とカーボンが付着しています。これを削りすぎないようにコンパウンドなどで磨き、銅の面がキレイに出るようにします。で、各部の掃除をして給油して組み上げます。
相変わらず作業の途中の画像を取るのを忘れて、出来上がりの画像が無いです…。とりあえず組み上がったのでクルマに取り付けました。
この様子だと、ダイナモも見ておいた方が良いのかなぁ…。この時代はオルタネータじゃなくてダイナモなので、コンミュテータが焼けやすいんですよね…。