配線

バッテリ周りの配線

CR-Xは無事納車となりまして、黄色74さんを再開です。まず、でたらめな配線をなんとかします。追加の配線とか取り回しとかがいい加減で、バッテリボックスのカバーがきちんと留まらない状態でした。しかもバッテリターミナルが割れていて、きちんと端子にはめられない状態です。ターミナルを交換して、配線もまとめておきました。

カバーを取り付け

これできちんとカバーが付けられました。配線もまとめて、目立たなくしておきました。

センターコンソール

お次はセンターコンソールの配線です。まず、スイッチやレバー部の照明が点いていません。メーターの照明も本当は明暗2段階の切り替えができるのですが、ON/OFFしかできません。室内灯のON/OFFも効いていません。

スイッチの照明は1つの電球から光ファイバーでそれぞれのスイッチまで分配される造りになっているのですが、そもそもの電球もファイバーも外されてしまっています。さらにその照明の明るさもレオスタットで調整できるのですが、それも外されてしまっています。電球とファイバーは自分のクルマから外した部品があったので付けておきましたが、レオスタットは無かったのでブランキングプレートを付けておきました。ただ、センターコンソール内の配線にいろんなものが繋がれていたり、間違ったところに繋がれていたりして、元通りにするのが大変でした。

表示部の照明

レバー下のパネルは独立した電球で照らされています。レバー上の透明なパネルと各スイッチの照明は光ファイバーなので真っ暗でないと殆ど見えませんが、オリジナルの状態に戻りました。そういえば今気付きましたが、ファンとメーター照明のスイッチ、位置が入れ替わっちゃってますね。付いていたままに付けてしまいました。

お次はメーターの照明ですが、こちらも抵抗が外されていたので、同じく自分のクルマから外した抵抗を付けておきました。X1/9のメーターの照明はもともとスモールと連動しておらず、キーオンの状態であれば点けられるのですが、このクルマは間違って配線されていて、スモールが点いていないとメーター照明が点かない状態でした。これもオリジナルの状態に戻しておきました。

最後に室内灯ですが、まず電源が来ていませんでした。ヒューズ周りとか散々調べたのですが、同じ1300の初期型でもヨーロッパ仕様とUS仕様とでは室内灯の電源の取り出し位置が違っていて、足元のフューズボックスから取っているのではなく、別の独立したフューズが有って、そこから取っていました。しかしこのクルマ、そのフューズが外されていて、配線が隠されていました。その配線を引っ張り出して、汎用のフューズを繋ぎ、なんとか電源を確保しました。

電源は来るようになったのですが、今度はマイナス側が落ちません。結局はドアスイッチが錆びていてダメだったのですが、まさか左右2個ともダメだとは思わなかったので最初は配線を疑ってしまいました。ドアスイッチを左右とも新品に交換しました。さらにコンソールのスイッチも配線が外されていたので、正しく繋いで終了です。

室内灯

室内灯が点いただけで、だいぶちゃんとした感じになりました。オーナーさんがLEDのバルブを用意してくれていたのですが、サイズが短い上に形状的に付けられなかったので、パネルタイプの電球色のLEDを入れておきました。

ヒーターバルブ

お次は開いたまま固着して動かないヒーターバルブの交換です。先人が既に漏れの修理をしたようで、お手製のガスケットが付いていました。バルブは固着してますし、固着を取っても漏れたりするので新品に交換します。

新品のバルブとガスケット

純正品ではないですが、新品のバルブとガスケットを組み付けます。

バルブを取り付け

クルマの中に潜って作業しないとならないので結構しんどいです。急がば回れで、グローブボックスは外して作業するのが正解です。コンビーフ缶みたいなホースバンドは、この状態で締め上げるのが大変なので普通のホースバンドに交換しました。ワイヤーの外皮を固定するプレートが付いていなかったので注文しておきました。届き次第、ワイヤーを取り付けます。

明日は、空回りしているPCDチェンジャーのスタッドをなんとかしたり、時々動きのおかしいスターターモーターをなんとかしてみます。