オルタネータ

Alfa Romeo 155

オルタネータをリビルドしてもらっていたのですが、早くも出来上がって来ました。確か水曜日に現物を取りに来てもらったような気がするのですが…。早い、早過ぎる。

リビルドされたオルタネータ

すっかり新品同様になって戻ってきました。分解して点検してもらったところ、ベアリングがダメなだけではなく、ローターコイルがぶれて回っていたためにレギュレータやコイルなども損傷していたようで、中身はほぼ別の外形のドナーから移植してもらいました。しかも元のオルタ、以前に既に、ベアリングの受け側のハウジングが損傷してしまったためカラーなどを入れてベアリングを固定するような修理が行われていました。

修理前

修理前はこんなんでした。海外では同等品の新品が安く売られていますが、信頼性の点で問題があり、半年でダメになった例もあります。特にQ4やデルタのようなエンジンルームが狭いクルマではなおさらです。ステーなどを作って国産品流用という方法もありますが、色々現物合わせをする時間や工賃を考えたら、リビルドしてもらったほうが良いわけです。ちゃんとした電装屋さんにお願いすれば、今回のように中身の形状が同じドナーから移植してくれたりするのですから、職人様様、感謝感謝でございます。

取り付け

さすがに端子の太さとか細かいところはオリジナルとは異なりますが、カバーの一部を削っただけで、そのまま付きました。当然のことですが、オルタネータの修理後は、入庫時に出ていた盛大なノイズは無くなりました。

しかし、盛大なノイズが無くなったせいで、他にもいろいろなノイズが出ていることに気付きます。ハンドルを操作すると変な音が出ます。パワステポンプの音です。エンジンをかけた状態でフルードのタンクを見たら、ほぼ空でした。他にもバランサベルト周りか何かから音が出ていますし、そもそもアイドリングでエンジンがハンチングしたりします。なんだか盛りだくさんな感じになってきました…。