ミッションオイル

Alfa Romeo 155

脚周りとクラッチ関係の終わった155ですが、トーの調整をして試走してみました。ステアリングを切るときに音が出ますが、ストラットのアッパーマウントが原因のようです。走っている時には気にならないので様子見です。ミッションオイルの交換がまだなのでやってみます。

ミッションオイルを抜くところ

この155はQ4なので、ミッション、トランスファ、リアデフにオイルが入っています。まずフロント側ですが、ミッションとトランスファがパイプでつながれているので、ミッション側のバンジョーボルトを緩めてミッション側のオイルを抜きます。

トランスファのドレン

先ほどのバンジョーだけだとトランスファのオイルが抜けないので、真ん中のイモネジ的なドレンを取ってオイルを抜きます。本来であれば3.5Lほど抜けるのですが、2.5Lくらいしか抜けませんでした。抜く前にディップゲージで確認した時もロアレベル以下だったので、ちょっと少なく入っていたようです。オイルを入れるときはディップゲージのパイプから時間をかけて入れます。

リアデフ

リアデフはドレンとフィラーが普通の17mm頭のテーパーボルトなので、ドレンを抜いて普通にオイルを抜きます。

ドレンボルト

ドレンを取りました。鉄粉が少し付いていますが大きな鉄片などはありませんでした。

掃除後

汚れていないとこんな感じです。デフオイルは1L入りました。

エンジンオイルのケミカル

エンジンオイルの漏れが気になるので、気休めですが漏れ止め剤を入れてみました。ホントはオイルパンのガスケットを交換したかったのですが、大作業になるので別の機会にやることにしました。

エアコンのチェック

エアコンの効きがイマイチとのことなのでチェックしてみました。低圧も十分引けてますし、高圧も出ているのでコンプレッサには問題無さそうですし、ガス抜けの心配もなさそうです。ちょっと様子を見てもらおうと思います。

依頼された作業は終了したので、試走を重ねて問題無ければ納車の予定です。