今日はFiat 600を塗装に出したり、パーツの手配などであまり作業ができませんでしたが、スタート位置に行かないイグニッションキーを何とかしてみます。
コラムカバー等を外して、なんとかキーシリンダにアクセスできるようにしたのはいいのですが、キーシリンダの抜き方が分かりません。
クルマの鍵のトラブルと言えば業界で知らない人はいないのではないかと思われるクロッキーさんに相談したところ、親切に外し方を教えてくださいました。ありがたいことです。このロールピンがなかなか曲者なのですが、コツが分かってしまえば外せるのですね。
既に何度かシリンダが抜かれたことがあるようで、ホルダー側にシリンダを無理にこじった時にやられたと思われる欠け等がありました。で、シリンダはすんなり抜けて来たのですが、その奥のスイッチを回すアームのようなものまで抜けてきました。さらにホルダーの中にはぐにゃぐにゃのスプリングと謎のピンが転がっていました。
多分なのですが、この転がっていたピンとかがアームの動きを邪魔して、スタートの位置まで回らなかったのではないかと思われます。キーシリンダ単体で回すと引っかかりも無くスタート位置まで回りますし、スイッチ側も同様に回ります。こんな細かいパーツは単体では手に入らないでしょうし、そもそもどこに付いていたかも調べなくてはなりません。うまく直るでしょうか…。