Panda 30のエンジン

ガスケットセット

Panda 30のガスケットセットが届いたのでエンジンを組みます。プッシュロッドのガイドチューブのOリングが厚いのと薄いのの2種類入っていて、126とかにも使えるセットのようです。Panda 30は薄いほうを使います。バルブガイドにステムシールを取り付けてバルブを組みます。Panda 30のステムシールはインテーク側にしか付いていません。なので2個だけ使いました。

バルブを組んだらヘッドをブロックに載ます。プッシュロッドのガイドチューブは意外とスカスカに挿さるようになっていて、完全にOリングだけでシールする感じです。なんか漏れないほうが不思議なくらいです。

ヘッドが載ったら、インマニとエキマニを付けます。ここで問題発生。インマニのガスケットが126等のシングルポート用のものしか入っていませんでした。

インマニのガスケット

Panda 30のインテークポートは1気筒ずつ独立した2ポートなのですが、セットには入っていません。仕方が無いので古いガスケットに液体ガスケットを塗って再使用しました。また、エキマニのパイプ側のガスケットもちょっと小さくて、取付穴をだいぶ長穴にしないと使えませんでした。このセット、基本、126用っぽいです。パッケージにはPanda 30とか堂々と書いてあるのですが…。

ヘッド取付完了

それでもなんとか載せました。近い将来にまたヘッドは載せ替える予定ですし、今回はとりあえず登録して普通に走ればOKとします。それでもインマニとヘッドのポートとの段差というか、段差というにはあまりにも違いがありすぎるので、インマニの出口を大きく削っておきました。ここの段差の問題だけでなく、このヘッド、せっかく2ポートになっているのに、ヘッドを留める17mmの大きな袋ナットが各ポート内に一つずつ置かれているので、吸入空気の流れがとても悪そうです。改善の余地ありです。

本日はここまでです。明日は例のマーチの部品が届いたので、そちらの作業の予定です。何事も無くサクッと終わることを願います。