クーラント

Fiat 850 Spider

船旅の際に付けられた傷を、お隣の板金屋さんでタッチアップしてもらうために再入庫しました。無事登録も済み、ナンバーも付きました。少しの間試走をしてもらったところ、高速を走ると水温がかなり上がるとのことで、水回りが怪しいかと…。

水回り

このキレイさに騙されて、あまりきちんとラジエータの中まで詳しく見ていませんでした。サブタンクは新品だし、サブタンクの中のクーラントも新品だし、当然ラジエータ内のクーラントも新品だろうと思ってしまったのです。エンジンオイルも超キレイでしたし、油脂類はイタリアを出る前に換えてくれたのだろうと思い込んでしまったのでした。

ところがラジエタキャップを開けてラジエタの内部をライトで照らしてみると、無数の水路の入り口が結構な割合でふさがっています。すいません、写真は撮り忘れてしまいました。しかもラジエータ内のクーラントはほぼ単なる水で、錆と汚れで茶色くなっていました。

フラッシング剤を使う前に水だけで3回ほどフラッシングしてみたらまぁまぁキレイになりました。ブロックやヒーターコアの中などに汚れが溜まっていたのだと思います。高速走行しないと水温は80℃くらいで安定しているので、再度高速走行してもらおうと思います。ヘッドガスケットが抜けていないことを祈るのみです…。