オイル漏れ

Fiat 600D

売却に向けて整備をしている600ですが、タペットクリアランスの調整をしました。

ロッカーアーム

あまり変わっていませんでしたが、2番気筒がちょっと広めで3番気筒がちょっと狭めだったので、全部同じくらいに調整しておきました。調整後、念のためケミカルを使ってエンジンオイルをフラッシングしてから新しいエンジンオイルと漏れ止め剤を入れました。前回の車検時にも交換したのでそれほど劣化はしていませんでしたが、ミッションオイルも念のため交換しておきました。LLCは長寿命タイプのものを入れました。

オイルフィルタのシール

全部終わったので試しにエンジンをかけて様子を見ていたら、たまたま遊びに来ていたお客様から『オイルがダダ漏れですよ』と声がかかりました。オイルフィルタの辺りから漏れているので見てみたら、蓋部分から漏れていたのでキチンと蓋が密着していないかと思って締め直してもやはり漏れて来ます。結局の原因は新品のオイルシールでした。社外品のオイルエレメントにセットで付いてきたものですが、若干外径が小さくてキチンとシールとして機能しない状態になっています。仕方が無いので古いシールをそのまま使いました。社外品は新品だからと言って信頼してはいけないと、良い教訓になりました。