ヒーター

Alfa Romeo Spider 1600 Junior

相変わらず暑い日が続いていますが、Spiderのヒーターをなんとかしてみます。

ヒーターボックス

センタートンネルのカーペットを剥がさないとクリアランスが少なくて抜きずらいので、カーペットを剥がしてからアッセンブリを抜き出しました。カーペットがタンなので、汚さないようにするためでもあります。

新旧ヒーターコア

今回念のため新品のコアを用意しましたが、詰まりや漏れはありませんでした。それでもタンクの中をすすぐと、結構大きめのセメントのようなゴミの塊が出てくるので新品に交換しました。

新旧ヒーターバルブ

バルブは完全に固着していて、ケーブルの外皮を留めるステー部分が折れてしまっているので新品に交換します。

お疲れちゃんのブロアファン

ブロアファンも固着していて全く回りません。多分、外気導入口から入った土埃等がボックスの底に溜まって、モーターのお尻部分を錆びさせてしまったようです。こちらも新品に交換します。

新品のブロアファン

ボックスやシュラウドを軽く掃除して新品のブロアファンを組み込みました。何故かモーターのケーブルのコネクタの極性が逆なので、コネクタを付け替えておきました。

取り付け

狭い所の作業は体がツライです。なんとかボックスを固定して、ケーブルや配管類を元に戻してエア抜きしてから動作を確認しました。ちゃんとヒーターが機能するようになりました。

内装戻し

剥がしたカーペット類を元に戻して完了です。このカーペットもオリジナルでは無く、アフターパーツなので収めるのが中々大変でした。糊付けされていたり、タッピングビスで押さえられていたりするので、元の様に戻すのに時間がかかりました。

あと、大きな作業はクラッチの交換なのですが、ちょっと気が重いです。暑いですし、バラしたら交換が終了するまで不動になってしまいますし…。お隣のDS5が終わってからにしようと思っています。